食事のときに何を飲む?
和食をもっとおいしくする緑茶の効果

食事と一緒に楽しむ飲み物選びは、意外と大切。今回は、和食と緑茶の食べ合わせを調査しました。その相性に、納得の理由あり!

茶の旨みが和風だしの
旨みを引き立てる
茶の旨みが和風だしの旨みを引き立てる

緑茶には、テアニンなどのアミノ酸が含まれています。ご存知の通り、このアミノ酸は旨み成分。緑茶の旨み成分と和風だしの旨み。この両方がかけ合わさって、和食の味わいをより強く感じることができるのです。この効果は特に渋みの少ないお茶で特徴的です。

緑茶のカテキンが和風だし本来の風味を引き立てる

カテキンはポリフェノールの一種で、昔からタンニンと呼ばれてきた緑茶の渋み成分です。この渋みが和風だしの旨みやコクといった風味を抑えて後味をさっぱりさせ、和風だしの特徴的な香りを整えることで、豊かな香りの余韻を楽しむことができます。

日本文化の和食と緑茶。緑茶は、低温でいれるほど旨みや甘みが引き立ちますので、和風だしの旨みの余韻が高温でいれた緑茶と比べて、より渋みを感じやすいので、後味さっぱりと食事を楽しめます。旨みや後味。緑茶のいれ方を少し変えれば、食事はもっと楽しくなるかも!