ダージリン、アッサムなどで有名なインド
インドは、世界最大の紅茶生産国です。もっとも生産量の多い地域はインド北東部で、アッサム・カチャール・ダージリン・ドアーズ地方がその代表です。また、南インドでは、高地に位置するニルギリ地方を中心として、年間を通じて香り高い良質の紅茶が生産されています。インドでは国内消費量も多いため、生産量は多いが輸出はあまりされていません。日本で販売されているインド産の紅茶は、ごく一部の高級品です。
ダージリン | アッサム | ニルギリ | |
---|---|---|---|
茶葉 | OP(※)タイプ、ゴールデンチップを含む | 黒褐色 整った形状 |
よく撚ってある、若い |
風味 | 特有のマスカットフレーバーが極上品 さわやかな味わい |
コクのある強い味わい、芳醇な香り | 味、香りともクセのないマイルドな味わい |
水色 | 赤みの薄いオレンジ色 | 濃い赤褐色 | 明るい鮮紅色 |
適する飲み方 | ストレート、抽出時間は長めに | 特にミルクティーによく合う | レモン・ミルク・アイスなど、幅広いバリエーション |
収穫シーズン | 3~11月、クオリティーのピークは5~6月 | 3~11月、クオリティーのピークは6~7月 | 通年、クオリティーのピークは12月末~1月 |
その他の特徴 | 世界三大紅茶のひとつ | 国内消費用が多く、最近はCTC茶も | セイロン紅茶に似ている |