グラスでいれる

緑茶・白茶・黄茶・工芸茶などの茶葉の形や動きを楽しむ

耐熱グラスにお湯を注ぎ、温めます。茶海(ピッチャー)など別の器にお湯を注ぎ、少し冷ましておきます(約75~85度)。

グラスの湯を捨て、1人分の茶葉(3~5g、工芸茶は1個)を入れます。少し冷ました湯をやや高い位置から注ぎいれます。

茶葉が浮いたり沈んだりする茶種は、その様子を眺め、動きが落ち着いたら、工芸茶は開き加減をみて、八分程度開くと飲みごろです。

飲み方

茶葉に息を吹きかけ、向こうに押しやるようにしながら飲みます。
2煎目以降は、茶が3分の1程度残っているうちに湯を足すようにしましょう。

蓋碗(がいわん)でいれる

緑茶・白茶・黄茶・花茶

蓋碗に湯を注ぎ、温めます。茶海(ピッチャー)など別の器に湯を注ぎ、少し冷ましておきます(約75~85度)。

蓋碗のお湯を捨て、茶葉を入れます。茶碗の大きさにもよりますが、茶葉は軽く、かさばるので、湯量の4分の1程度の茶葉を使用します。

蓋をして蒸らします。茶葉がある程度沈むまで待ちます(約2~3分)。

飲み方

蓋で茶葉を向こう側へよけながら、蓋を茶葉が落ちない程度ずらします。茶海(ピッチャー)に移し、茶杯(小さな湯のみ)に注ぎ分けてもかまいません。

茶壷(チャフー)でいれる

青茶・黒茶

茶盤の上に茶壷を置き、茶壷→茶海(ピッチャー)→茶杯とお湯を移しながら温めます。

茶壷に茶葉を入れ、熱湯を高い位置から勢いよく、なみなみ注ぎます。茶葉の量は、茶壷の底に薄く茶を敷きつめる程度です。

蓋をした茶壷の上から熱湯をかけ、外側からもさらに温めます。

茶海に茶を移し、濃さを均等にします。茶杯に直接注ぎ分けてもかまいません。

人数分の茶杯に注ぎ分けます。茶壷から直接注ぎ分ける場合、濃さを均等にします。