ホーム > お茶にまつわる言葉・ことわざ > あ行
覚えておくと、ビジネスや会話で役立つことまちがいなし。
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お茶を濁す
適当なことを言ったり、いいかげんなことをしたりして、その場をつくろってごまかすことを例えていう言葉です。茶道を知らない人が、適当にお茶を濁らせて抹茶に見えるようにしたことが語源とされています。
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お茶を挽く(ひく)
茶の葉を挽いて抹茶を作るのが暇のある人の役割だったことから、特に用事があるわけではなく、暇であることを指す言葉です。特に、芸者や遊女などに客がつかず、商売が暇なことを言いました。
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鬼も十八番茶も出花
粗末な番茶でも、出したては香りが良いものです。このことから、器量の悪い女性でも、年ごろになれば、みな娘らしい魅力や色気が出てくることを例えて言います。
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重いものは箸と茶碗
何ごとも他人任せという、結構なご身分の人を例えてこのように言います。直訳すると「お箸やお茶碗より重たいものを持ったことがない」という意味です。
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親の甘茶が毒となる
「甘茶」とは、茶ではなくユキノシタ科の落葉低木の葉を使った植物性飲料です。子供を甘やかして育てることは、その子の将来のためによくないという戒めの意味を込めた言葉です。
※参考文献
三省堂「大辞林」「新明解 故事ことわざ辞典」「新明解国語辞典」
岩波書店「岩波ことわざ辞典」「岩波古語辞典」
小学館「大辞泉」「故事・俗信ことわざ大辞典」「古語大辞典」
旺文社「成語林」故事ことわざ慣用句
創拓社「故事ことわざ活用辞典」
三省堂「大辞林」「新明解 故事ことわざ辞典」「新明解国語辞典」
岩波書店「岩波ことわざ辞典」「岩波古語辞典」
小学館「大辞泉」「故事・俗信ことわざ大辞典」「古語大辞典」
旺文社「成語林」故事ことわざ慣用句
創拓社「故事ことわざ活用辞典」