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ビタミン

人間の身体にさまざまな影響を与えるビタミン。
ビタミンは、必須栄養素で人間の体内でつくり出すことができません。
たくさんのビタミンを含む緑茶を日常的に飲むことは、健康に良いことなのです。

体内でつくれないビタミンを豊富に含むお茶

ビタミンとは

ビタミンを含め、糖質・脂質・タンパク質・ミネラルを五大栄養素と呼びますが、ビタミンは必須栄養素であり、人間の体内でつくりだすことができないので、食べものなどから摂らなければなりません。
ビタミンには13種類あり、水に溶ける水溶性ビタミンと、油にしか溶けない脂溶性ビタミンに分類されます。この13種類のうち1種類でも欠けていると肌荒れ・手足のしびれ・だるさ・疲労などに直結してしまいます。
緑茶には、ほかの食品と比較してもたくさんのビタミンが含まれ、含有量も多いことで知られています。この点だけをみても、お茶が優れた飲料であることがわかります。なお、烏龍茶や紅茶にはビタミンが含まれていないものも多く、ビタミンCなどは製造工程の途中でほとんどなくなってしまいます。

保健作用とほかの食品との含有量の比較

ビタミンB2

ビタミンB2は、正常な発育に不可欠なビタミンです。ビタミンB2が不足すると、口角炎や舌炎を発症します。煎茶や抹茶は100gあたり1.4mg程度のビタミンB2を含み、この量は野菜の中でも比較的含有量の多いパセリ、ほうれん草、モロヘイヤの約4倍にあたります。

ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲンの生成過程で必要な栄養素です。そのためビタミンCが欠乏すると、コラーゲン繊維の形成が損なわれ、血管壁が脆弱化し、壊血病が起こります。また、ビタミンCは抗酸化作用をもつため、がんをはじめとする生活習慣病の予防に重要な働きがあると考えられています。
ビタミンCは、お茶の中でも煎茶にもっとも多く含まれ、その量は野菜の中でも含有量の多い赤ピーマンの約1.5倍に相当します。一方、烏龍茶のビタミンC含有量はごくわずかであり、紅茶にはまったく含まれていません。

葉酸

葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素で、新生児の神経管閉鎖障害の発症を防ぐことから、妊婦にはその摂取が推奨されています。さらに、葉酸は動脈硬化・大腸がん・痴呆・アルツハイマー病などの発症との関連性が明らかとなっており、近年もっとも研究が盛んに行われているビタミンです。緑茶(煎茶・抹茶)には、ほうれん草やパセリの約5倍の量の葉酸が含まれ、食品中で葉酸含有量がとりわけ高い干し海苔と同程度です。なお、紅茶には少量しか含まれていません。

β-カロテン

β-カロテンは腸管より吸収され、主に肝臓中で必要に応じてビタミンAに変化するので、ビタミンA前駆体(プロビタミンA)といわれます。ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素で、お茶の中でも特に抹茶に多く含まれ、その量はニンジンの約3倍にあたります。

ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用を示し、体内の脂質を酸化から守る働きをもちます。細胞は脂溶性部分と水溶性部分からなりますが、ビタミンEは脂溶性部分で働きます。
煎茶に含まれるビタミンE量は、ほうれん草の約32倍、とうがらし(唐辛子)の約2倍強にあたり、ビタミンE含有量で煎茶を上回る食品素材はほかにはほとんどみあたりません。しかし、ビタミンEは水に溶けないので、粉末緑茶あるいは抹茶などで摂ることが望ましいとされています。

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